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指揮者のためいき

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(2008/01/10 17:40:28 〜 2006/12/06 15:18:59)


  [74] 明けました。 2008/01/10 17:40:28 

新年おめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

12月は慌しく過ぎていきました。
練習でお借りしている教会のクリスマスコンサート。以前はほとんどまともな演奏ができなかった・・・。全国コンクール以降に準備を始めるのですが、早い年ならコンクールの翌週ってこともあるわけで、「突貫工事」的な練習でなんとか乗り切ってきた感じ。
でも毎年楽しみにして聴いてくださる方も増えてきたので(って理由だけではないですが)いい加減な演奏はできない訳で・・・。いや当たり前ですが。

奈良県合唱連盟45周年の記念演奏会では、コンクールで歌ったブラームスとラターのクリスマスキャロルを3曲。気持ちよく歌えました。
しかし「45周年」って区切りも、まああるにはあるんでしょうが、10年毎でもいいような気もするんだけど。

そして有志14名で参加した奈良ヴォーカルアンサンブルコンテストは、今年が第1回目。
中学や高校は少ない部員数で活動している学校が多いので、その開催が待たれていました。
「学生の部」と「一般の部」、合わせて35グループっていうのは、1回目にしてはよく集まったものだと思います。
無伴奏を条件にしなかったので、ピアノを伴った演奏が多かったですし、「小アンサンブル」とは言いがたいスタイルも見受けられましたが、コンクールへの参加団体が極端に少ない奈良にとって、「コンテスト」をうまく利用する合唱団が増えていくことは、とても意義深いものだと思います。

大晦日は副団長の若和尚さんのお寺で鐘突きの会。引き続いての恒例の新年会。まあ私は毎年、飲み会から参加するんですが(笑)、本当に楽しくって、「今年も頑張るぞ」っていつも思います。(Thank you! 若和尚さん)

で、年明けは演奏会へ向けての選曲・・・今年は特に悩み苦しみました。
25周年で第10回の、まあ数字的には特別な感じのする演奏会なんですが、だからといってレベル以上のことは出来ないわけでして。
でも「演奏が十分可能」という縛りで選曲を始めると、とても「つまらない」プログラムになってしまいます。いやホントに・・・。
じゃあどの程度まで「幅をもたせる」か?という見極め。これが一番難しい。
ただはっきり言える事は「良い」曲を選ぶべきだということ。
なぜなら、曲の魅力が私たちの力を引き出してくれると信じれるから。

素晴らしい音楽との出会いを実感できる年にしたいものです。

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  [73] コンクール2 2007/12/05 17:36:03 

コンクールからすでに3週間が過ぎ、今は年内の本番に向けての練習中です。
アルトのメンバーの披露宴での演奏。
練習場としてお借りしている教会でのクリスマスコンサート。
奈良県合唱連盟45周年の記念演奏会での演奏。
そして有志で参加する奈良県ヴォーカルアンサンブルコンテスト。

それと並行して来年の選曲を進めないと・・・。(汗)

さて、コンクール。
シェンヌは約7割のメンバーが前日に東京に入って、練習場で顔を合わせました。
東京オペラシティーのリハーサルルーム。
練習は・・・ある特定のパートの音程を揃えるだけで終わってしまいました(笑)
その後は上野に移動して恒例の(?)前夜祭。今回は10人ほどしか集まらず寂しかったなあ。でも調子に乗って2時頃まで飲んでいました。2次会は焼肉・・・バカです。

当日は午後から上野駅近くで男声中心の練習を軽くしてからホールに向かいました。
ちょうど一般Aが始まる時間で、1番から6番まで聞くことができました。

最初は同じ関西代表のアンサンブルVine。
パートのラインがとてもよく揃った「編み目の向こうがはっきり見える」ポリフォニーで、すごく良かった。
自由曲はいつもの動きを伴った演奏。
極めて安定した、明るい音色の演奏はいつにも増して素晴らしい。
そして後半、ステージいっぱいに広がり・・・

あれ?

響きが変わった?
雛壇上で演奏していた時の音と、ステージ前方では明らかに音色が変化する・・・。
雛壇上、つまり反響板のかかった場所では音のまとまりがよく、しっかり残響が包んでくれる感じ。逆に反響板の切れ目から客席側前方は音量も確実に増えて、声の届き方にスピード感がある。が、その分直接的な音がたくさん聞こえて、ホールの「良さ」がうまく使えない。

あー迷う〜。。。

そのあとの演奏はそのことばかりが気になって、落ち着いて聞くことができなくなりました。
しかしはっきり言える事は「届く声」を持っている団体は奥からでも確実に届くということ。

シェンヌの声が客席までしっかり届くかどうかは、はっきり言ってわからん。しかし前方で歌って「聞こえてはいけないもの」までが届いてしまうのは、とってもマズい。これだけは何としても避けたい。

で、結局雛壇使って、しかも列毎の間隔もしっかり取って、そして3列目の男声を思い切って5段目まで追いやりました(笑)

で〜も、この時はまだ、あのステージ上での悲劇を誰も想像していませんでした。

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  [72] 第60回全日本合唱コンクール1 2007/11/27 00:12:06 

歌いだすことで、むしろ安心できた去年の熊本県立劇場。
今年は、歌いだした瞬間に凍りつきました。

だって、全く、きこえない・・・。

出だしのテナーは順調な滑り出し。アルト、ソプラノも落ち着いて入ってきた。
いつもは次にバスにキューを出すのを、この日は「忘れた」。
そこに在るべきバスの「Va〜lde」ってーのが、な、ない!

「今年は終わった・・・」そう思って目を移したベース諸君の顔にも同じことが書いてある。

いつもなら、だんだん耳が慣れてくる頃になっても聴こえない状態は続いていて、でも必死に「客席には届いているから」って自分に言い聞かせていると、
練習では起きる気配すらなかったテナーの事故。

その後は一人ひとりが自分と戦い続けた。汗が吹き出た。

しかし演奏後に、動揺はやはり隠し切れず、客席の拍手もまばらに聞こえ、写真撮影に向かうロビーでは「気の毒で声もかけられない」って空気に包まれてしまったような、その場から逃げ出したくなる居心地の悪さ。

直前のリハーサルでの通しは手ごたえ十分だっただけに、調整ミスを悔やんだ。

演奏の納得、という我々の最低の基準すら守れなかったという意味では、いくらコンクールの審査結果がよかったとしても今回の演奏を手放しに喜ぶわけにはいかないのです。

どんなホールでもすぐに対応できる、と過信していたのかもしれない。
「今回は賞にこだわらずに、ブラームス歌わせてね」って無理を通して歌ってみたものの、まだまだ力が及ばなかったのかも知れない。

ところが・・・

当日の録音を聴いて驚いた。
確かに演奏上のキズは確認できるが、イメージ通りの音が鳴り、意図した音楽がそこにある!ステージ上では、まるで見えないものを掴もうとしているような苦しさがあったのだが、イメージする音を引き出そうとして振った棒に、彼らが確実に応えてくれている。練習で繰り返し求めた響き、我々の求める音楽がそこに展開されている!
「練習で叩き込まれて身体が自然に反応した」といった類のものではなく、それはまさしく本番のステージのみで発揮しうる「生きた音楽」だと思う。

演奏中ではなく、録音を聴いてその「演奏の納得」が得られることもあるんだ・・・な。

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  [71] 関西コンクールも終わり・・・ 2007/10/20 00:00:50 

関西合唱コンクールも終わりました。
シードで演奏できることに感謝しつつも、審査される以上に・・・いやこれとは別のプレッシャーが圧し掛かる。

ここ数年は5月の演奏会で歌った曲を自由曲に持ってくることが多かったんですが、今回は変えました。
候補は2曲あったんだけど、どうしてもブラームスが歌いたくって。
でも演奏会で歌ったOp74の1は10分超えるからボツ・・・。で、宝塚コンクールが終わってからOp.29の2に急遽取り掛かることになりました。

関西コンクールでの演奏は・・・ひどかった。
全国までに何とかなるのかよ、ホントに。
また毎年のように、練習日が増えそうです。

さて、当日の演奏が聴けたのはたったの2団体。
カンティ・サクレと合唱団LABO。
カンティ・サクレは落ち着いた大人の演奏。
音程が危ない部分があったけど、音楽的には金賞の演奏!
LABOは15人でバーバーのアニュスデイ!
「ムリやろ・・・」と思って聴き始めました。

・・・が・・・

すごい完成度。びっくりしました。
もちろん「チャレンジしました」、なんてレベルではなく。
みなさん声楽家なのかなあ。

翌日の大学の部は全部聴きました。
ちょいと疲れましたが、面白かった。
印象に残ったのは武庫川女子大学と立命館大学メディックス。
どちらも上質な音楽を聞かせてくれました。
関西の大学の部は年々参加数も増えてきて、イイ感じです。

でも卒業後はみんなどうするんだろ?
京都や大阪の一般に行っちゃうだろうなあ・・・。

奈良にも、来て、ね。

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  [70] 夏の出来事 2007/10/10 23:50:48 

夏の出来事といえばそれ以外にもイロイロあります。

8月上旬に島根での全国高等学校総合文化祭へ奈良県の高校生たちと参加してきました。
奈良県選抜女声合唱団のことは以前にもここに書きましたので割愛しますが、毎年全く別のメンバーと一から合唱を作り上げる楽しさは格別です!
で、その文化祭では、あの栗山先生のレッスンを見れちゃいました!

「思い出すために」より「種子」
演奏の「ほぐし方」がすばらしく、何も難しいことはしていない・・・という錯覚に陥るほどシンプルなレッスン!体で覚えるのではなく、また頭だけで理解するのでもなく、無理なく自然に、ダイレクトに「心に」届くアドバイスってあるんだな。
やっぱり、すごい!

それ以外には今年も県内の4つの高校と1つの中学にお邪魔して一緒に練習しました。どの学校もとても熱心で、レベルも上がってきてるなって。
コンクール本番でも納得の演奏が出来ていたと思います。コレって大切だな。

三重県と大阪府のコンクールの審査にもお邪魔しましたが、こちらもとても勉強になりました。
しかしやっぱり思うのはステージから何かを伝えることの難しさ。

トーンの美しさ、ハーモニーの安定、言葉のクリアさ・・・でも届かない。ステージの上だけで完結してしまっているのです。
取り組みや想いそのものに満足して、指揮者と演奏者の「お約束」の中だけで演奏のできの良し悪しの確認がされていく、「聞き手不在」の演奏って多いな、って。

コンクールの難しさでもありますが、「演ずる」とは「人に見せること」なんだということを奏者としてどう捉えるか・・・。
いや、もちろん自分の演奏を振り返り、反省する機会となりました。

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  [69] え!もう秋? 2007/10/09 23:53:27 

ご無沙汰しております。
前回、いつ書いたのかすら記憶にない・・・。
夏を過ぎて、今はもう秋。そう関西コンクールも終わってしまいました。

夏の出来事を振り返るとイロイロあったな、と。
恒例の宝塚コンクールにはルネサンスとロマン派の2部門に出場。
思いがけず両部門で(初)金賞!これにはびっくり!
ルネサンスは地味目な選曲でしたが、納得の演奏でした。

10年以上前の、本当に下手だった頃に一度選曲した2曲。
アネリオのモテトとタリスのエレミア。

それでなくても小さいステージなのに、いつもの年より雛壇が明らかに前過ぎる!
多分、指揮位置から2メートルも離れてなかったんじゃない?

でも、歌いやすい!!
ホールトーンを「浴びながら」歌える感覚ってベガホール以外では味わえないかも。

ロマン派では5月の演奏会で歌ったブラームスのモテト。
こちらもまあまあの出来でした。

宝塚には20年前に初出場。ビブラートばりばりの超重いマドリガルとシャンソン。
その後4年間は予選通過すらできなかった・・・。
しかし初めての舞台で味わったベガホールの響きに魅せられて、また同じステージで演奏される他の出場団体のレベルの高さに驚かされて、すっかり私たちはあのコンクールの虜になってしまっていました。

挫折の繰り返し。
宝塚に限っていえば、コンクールでの賞を目指すのではなく「あのステージ」で歌うこと、そのものが目標でした。

コンクールとは思えない、アットホームな雰囲気。当日審査後に行われるレセプションでの交流の楽しさ。観客の方々の暖かい拍手・・・。

シェンヌは宝塚を目標にし、そして宝塚に育てられた合唱団です。
室内合唱という演奏形態を守り続けたいと思うのは、そこでの経験の積み重ねがあったから。

しかし現在のシェンヌの人数はこのコンクールのサイズには少々大きすぎます。
年に2つのコンクールという活動にも考え直す時が来ているかも知れません。

しばらく、このコンクールをお休みしてコンクール以外の「目標」を見つけてみたい。
そんな気持ちをメンバーに話したら、みんな快く了承してくれました。
来年の夏は、新たな目標へのスタートとするつもりです。

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  [68] 演奏会を終えて 2007/06/01 14:53:10 

5月の演奏会が終わったあとは、しばらくゆっくり・・・ということにはならず、まさにこれからがシーズンの到来!って感じになってきます。
演奏会まで張っていた緊張感がそのまま緩むことなく次のステージへと繋げていけることは意味のあることだと思います。

さて演奏会での演奏。曲数を思い切って絞った割には全体的にやや「散漫」な出来となったように思います。
練習計画が甘かったのかなあ。いやー本当に恥ずかしい話、方舟の方舟であんなに苦戦するとは思わなかった。いかに普段から「雰囲気だけ」で歌っているかってことだと思う。
結果、練習、リハーサルでの時間配分に失敗し方舟の第1〜3曲のより深い音楽の掘り下げが不足したように感じます。

1ステージは毎年に比べれば落ち着いた状態で演奏できました。ただしピツェッティはイメージ通りに音楽を構築できなかった・・・。SATBBの編成なんですが、Tなしの4声で歌う箇所が多く、内声のつながりがかい離しちゃってBがダブつく感じになってしまいました。Brとしての音色がより内声に近づくことが必要なのだ、きっと。

2ステはブラームス。ピッチの悪さは相変わらず。和声としての音程だけでなく、旋律としての正しい音程感を身に付けないと、結果としてフレーズのピークやカデンツの和音のハマリに説得力がなくなってしまう。No,1のコラールは思うように鳴らない演奏になってしまって後悔・・・。よほどしっかり歌ってもここだけアルトが聞こえない。
No,2の4番、穏やかな楽章では4つのライン、それぞれが極限まで生かされたポリフォニックな祈りの音楽。特にアルトの旋律はすばらしい。「ああ、クラシック音楽なんだ!」と分かりきったことを思い知らされます。しかし、だからこそもっと言葉のレガートを徹底しないと。

結局、演奏会後に録音を何度も聞いて「粗探し」をするわけですが、演奏する立場で聞くポイントは、聴いてくださる方のそれとは当然食い違います。
しかし「すごく感動した」という感想などを頂いて、しかしそれでも自分たちは「演奏後に」聞く「録音された演奏」の方を信じようとする姿勢は如何なものかと感じてしまった。
自分たちの演奏を客席で聞くことはできない。それならもっと「客席の反応」をダイレクトに感じようとすることも必要なのではないかと。

演奏後に仲間と酒を飲みながら録音を聞いてああだこうだと論じあう楽しさは確かにあるけれど、私たちは素人ながら演奏者なのだから、その絶対的な聞き手としての「聴衆」に向かって、もっと刹那的に自分たちの音楽を信じて発することの必要性について考えてみるべきなのではないだろうか。

これ宿題にしましょう。時間かかってもいいから、ね。

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  [67] 第9回演奏会 2007/05/23 17:59:59 

なんだかエラくしんどかったです、今回の演奏会。
創立10周年で第1回の演奏会を開いて、その後隔年ペースで20周年に第5回。さらにその後は毎年、定期演奏会っぽくなって今年25年目で第9回。
結構、地道なペースですなあ。

橿原高校コーラス部時代には、一度も演奏会をさせてもらえなかった。それは顧問の先生のお考えで「自分たちから一方的に発信する演奏(会)」ができるのは「相応のレベルに達してから」だとか仰っていたのをよく覚えています。
「相応」のその基準はいまだによくわかりませんが、例えば「コンクールでの結果」であったり「歴史や伝統」の必要性を強調されることも多かったです。

その考えが体に染み付いている一部のOB団員は、今でも相変わらず演奏会の定期化には慎重です。一応、全国コンクールで金を取ったら毎年開催でいこう、という目標みたいなものがあって。しかし実際その通り実践しているのって、ちょっと気味悪いかも・・・。

でも演奏会の位置づけとかその意義とかは、回を重ねる毎に、よりしっかり考えないとだめなんだと思います。ただ「演奏会でしかできない選曲」みたいな発想とか、コンクールクオリティ、演奏会クオリティに違いが生まれてしまっていることって、実は演奏の方向が「内」を向いてしまっているからじゃない?結局、誰のために、何のために歌うんだ?ということに対する答えはそこにはないのです。

練習中によく「演奏に対する責任」を求めます。先日の打ち上げでは「楽曲に対する愛着」を深めてほしいとも話しました。
しかしそれはまだ、「音楽と向き合っている段階」なんだと思います。
演奏者として絶対に必要でありながら、私たちに最も欠けているもの。それは
「自分たちから発信する」意識。いや「決意」。
その意識改革があれば「適当に歌ったり」「ごまかしたり」「びびったり」「気持ちにムラがあったり」ましてや「さぼったり」・・・ということはなくなると思う。

来年は25周年、第10回演奏会です。確かに合唱団としての節目のイベントになるだろうけど、中には10年目の人、5年目、2年目の人もいるわけで、すべての団員がそれぞれの想いで、私たちの音楽の発信者となってほしいと願います。もちろん、その意味では来年はひとつの「ゴール」ではなく、新しい方向性のスタートの年と位置づけようと思います。

とにかくお疲れさまでした。
演奏については、また次回。

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  [66] 演奏会直前! 2007/05/11 18:18:24 

「ためいき、もうやめたら?」って言われてちょっと拗ねていて半年近くも更新しなかった。そう、私はA型。典型的な「気にしぃー」なのです。

もう5月、演奏会は来週に迫ってきてしまいました。
来年は25年の記念演奏会になるので、今年は縮小版で・・・ま、確かに曲数は例年より少ないですが、内容的には結構重かったりするかも。

ブラームスはずっと目標だったから、歌えることの喜びは確かにあるんだけれど、練習していく中で「まだちょっと早かったかも」と思ったりもします。
でも曲の持つ力ってやっぱり凄い。音符をなぞるだけでは絶対に音楽は見えてこないけど、ひとたび掘り始めたら際限なく向こうが音楽を求めてくる。
わけも分からず「ブラームスってなんか深いよね」みたいなイメージで歌ってしまうヤツはおらんと思うのだけど、どうもまだ全員が愛着もって歌っているようには思えない。いや、そんな風に思わせる演奏ではいかんのであります。

方舟も学生時代から大好きだった曲。
しかし去年の「初心のうた」でも思ったけど、リズムが甘くってピアノと合わないのって、普段無伴奏しか歌っていないから?いやいや私の棒が甘いんでしょう(笑)
ピッチも平均率を意識しないと本当に合わないんだ、と調律の行き届いたピアノと合わせると痛感します。
それ以外にも苦労することが多いけど、やっぱり好きだなあ・・・。

チケット売り上げに不安が残りますが、曲数を絞った分、クオリティはあげないとな。
大和高田市ってどこだ?ってよく聞かれますが、大阪からだって30分だから、みなさん来てくださーい。
演奏会後にまた書きます。

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  [65] 感動・・・一般B 2006/12/06 15:18:59 

「コンクールまで同じ曲ばかりでは面白くないから別の曲も練習しましょうね。」
なんてやっぱり私って口ばっかりで、そんな余裕の欠片もなかったなあ。
そのツケが回ってきた。17日のクリスマスコンサート。同じ日に老人ホームでの演奏と重なってしまって、今、音取り真っ最中!
でもすごく風邪が流行っていて「声が出なーい」って何人も言ってる。一週間早かったら・・・と考えたらゾッとします。

話は戻って・・・コンクールは第2日の一般Bをすべて聴くことができました。
前日の睡眠時間は3時間ほどだったけど、眠くなることはなかったです。今年の一般Bはとてもよかった。で、感想を少しだけ。

1番目の岡崎混声は課題曲から自由曲まですっきりしたサウンドで引き込まれるように聴いてしまった。とむらいの演奏がとにかく説得力があってびっくりしました。
自由曲の雷鳴と雨音の効果音が楽音と遊離せずに「映像」が迫ってくるような錯覚に襲われて見事に魅せられてしまった。しかし「指パッチン」、相当練習したんだろうなあ。

なにわコラリアーズは課題曲の第一声から声の魅力満開。ため息がでるほど美しい。
自由曲のホーミー(?)はどうやってるんだろう?とにかく響きが豊かだから何やってもカッコいい。薄っぺらくならないんですよね。最後まで会場を魅了しつくした演奏。
「すげっ!」しか言葉にならない。

続くグリーンウッドハーモニーは今年も十二音でした。ウェーベルンは一応調号が書いてあるけど無調の作品。さすがに楽譜見ていた人も多かったけど、「歌いきった」とかいう次元じゃなくて「自分たちの音楽」にしているところがホント素晴らしい。
2曲目のシェーンベルクは圧巻でした。すごくすごく感動しました。(感想にならない・・・)

MODOKIはCoolinの音楽的な解釈にすごーく納得させられた。私たちもとむらいかCoolinかで迷ったのですが、こんな演奏聴かされたら「Coolinにしなくてよかったー」って、変にドキドキしちゃった。
自由曲も含めて和音のはまりが少し安定しないところもありましたが、技術的なそういった「ミス」を「音楽性」でカバーできて、まだ「おつり」が来るところが本当にすごい。

ウイステリアコールの「追分節考」を聞いて、「あ、長野で聴いた!」って思い出した。
シェンヌの母体、橿原高校がただ一度だけ全国大会に出場したその大会。
飯倉先生が客席を向いて指揮(?)される姿を見て思い出したのです。
演奏はホールの特性を味方につけた感動的な演奏でした。シアターピースがコンクールでも同じ土俵で審査できるんだ、と思わせてくれた稀なる演奏。

聞き手に感動を与えることを「計算」して演奏することってできない。
しかし技術の向上だけでは決して到達することのできないその「領域」で演奏することのできる合唱団がある。しかもこんなにたくさん存在する。
それを確認できたことで、また次に向かおうとする力が得られた。

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