なんてことだ。前回は5月・・・。 うれしがって毎日のように書いていた頃が今じゃあウソのようだなあ。
この間にあった出来事。 「第8回演奏会」 奈良市にある100年会館で。 演奏会では初めてピアノ付の作品を取り上げました。信長先生の「初心のうた」。 最初は「春と修羅」なんて考えていたんだけれど、「調子に乗るな!」って却下されました。コンクールの課題曲になるなんて思いもしなかったです(ウソ) 音をそのまま再現することの難しさはないけれど、5曲続けた時の「色分け」を楽しむことができました。で、この演奏をそのままCDにしていただけるそうです。ありがたや。
「アルティ声楽アンサンブルフェスティバル」 京都の「府民ホール アルティ」で行われるワークショップ&コンサート。 ずっと気になっていたんですが、今年やっと参加できました。歌ったのは一日目。 ゲストは松下耕先生と、さやかのみなさん。そのリハーサルを見学しましたが、これがとても興味深かったです。「ああ、あんな風にすればステージの空気って変わるんだ」っていう発見もありました。 私たちは人数制限の都合もあって希望者ばかり16名で参加しました。 アルティはタリススコラーズの演奏会などで度々聞きには行ったことがあるんですが、実際歌ってみて、驚くほどやわらかい響きがしました。奈良にもあんなホールが欲しいな。
16人といえば今のメンバーの約半数です。ずいぶん増えたもんだな、てちょっとびっくりです。そういえば初めて全日本に出たときは17人だったもんなあ。 この後の宝塚のコンクールでも思ったのですが、少ない人数で歌うと単純に音の「精度」が上がるように感じます。これって当たり前のことなのかもしれませんが、今更ながら新鮮な気持ちでした。でも裏返せば人数増えていることのデメリットってその部分なんだろうな。確かに演奏会の録音聞いてもシンプルな曲ほどダブついて聞こえてしまいます。
パート内で声を合わせること。少ない人数の頃に徹底していたそんなことが、近頃あまりできていないのです。練習への気持ちの持っていき方が、みんなちょっとマンネリしてきたね。この1年、ほとんどメンバーの入れ替わりもなく、新鮮味に欠けるのかもしれないね。
しかし、シェンヌの持ち味って、一体なんだ? 一度しっかり考えてみてほしいなあ。
・・・あ、後半は次回に。
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